SCOT

　SCOT生は教員の依頼によって授業を観察し、 学生の視点から当該教員の教育活動に関する情報を収集し提供します。 SCOT活動は教員と重点的に観察を行う点を確認する事前面談、 授業を観察して様子を記録する情報収集、 授業の観察と記録をもとに作成した報告書を用いた事後面談を行います。 この様に学生目線での客観的な観察結果を提示し、よりよい授業作りの助けになる活動を目指します。

　SCOT部門では、毎年新SCOT生に対して約半年の研修を行います。 学生はワークショップやレポートの発表会などを通してSCOTに必要な考え方を身に着けます。 研修が終了すると、SCOT生として実際に教員から依頼を受けて活動することができます。 学生は授業づくりに積極的に参画できるだけでなく、 文章作成やより良い議論を実践するための基礎的な技能を高めることができます。 また、観察力・創造力、対人コミュニケーション能力など大学後の生活でも活きる能力が育めます。